治療の必要な歯並び
叢生(そうせい)乱ぐい歯・八重歯
歯が重なり合っている状態(ガチャガチャの歯並び)
歯ブラシが行き届かず、むし歯や歯周病になりやすくなります。
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上顎前突(じょうがくぜんとつ)出っ歯
上の前歯や歯列全体が前にでている状態。前歯を使うことができません。
また、歯を折ったり、唇を切ったりしやすくなります。見た目も良くありません。
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下顎前突(かがくぜんとつ)受け口・反対咬合
下の歯が上の歯より前に出ている状態。よく咬めないだけでなく、聞き取りにくい話し方になります。
顔の中央部が成長できず、しゃくれた感じの横顔になります。
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開咬(かいこう)
奥歯は咬んでいても前歯やわきの歯がポッカリ開いている状態。飲み込む時の下の使い方の異常や、口呼吸などが原因です。よく咬めないばかりか正しい発音もできません。
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交叉咬合(こうさこうごう)
箱のふたがずれているように、上下の咬み合わせが左右にずれている状態。
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埋伏歯(まいふくし)のある歯並び
自然に萌出できない歯を持っている状態。
放っておくと両側の歯が倒れこみ、歯並びがさらに乱れます。埋もれている歯が生えている歯の根の部分にあると、いま生えている歯もだめになってしまうこともあります。
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歯の喪失や先天欠如のある歯並び
交通事故などにより、歯を失ってしまった状態。
残った歯を利用して咬合の再構成をします。
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保険診療となる矯正治療
自立支援医療(育成・更生医療)
厚生労働大臣が定める疾患(主に唇顎口蓋裂など)に起因した咬合異常の矯正治療は、自立支援医療の指定機関である当院において保険診療の対象となり、育成医療(18歳未満)・更生医療(18歳以上、障碍者手帳の交付が必要)が受けられます。
唇顎口蓋裂(しんがくこうがいれつ)
唇、上顎、口蓋が出生時に閉じなかった状態。
500人に1〜2人の割合で発生します。
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